池部啓太


池部啓太春常 
  ―幕末熊本の科学者・洋式砲術家―


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四六判、228ページ、並製本
定価:本体1800円+税
著者 平田 稔
制作・販売 たまきな出版舎 
デザイン COBOLDesignWorks金子ひろみ
ISBN978-4-903547-06-0 c0021 

江戸時代末期を駆け抜けた肥後熊本藩士・池部啓太春常は最先端の洋式砲術家&理論物理学者で、吉田松陰や坂本龍馬も教えを乞いに肥後にやってきた。その彼と祖父から養子まで池部一族の波乱のドラマを、古文書を読み解いて明らかにした伝記小説。


熊本にはすごいサムライ科学者がいた! 
熊本城下と肥後領内、長崎、江戸を舞台に、家業の測量・算学・天文暦学の後継者として、西洋流砲術と弾道理論の第一人者として、幕末の日本を必死に生きた肥後藩士・池部啓太春常と家族の、感動のドキュメント

「游気障碍(ゆうきしょうがい)か。目に見えない游気の障碍で、玉道(たまみち)もさえぎられ、目指すところに届く前に地上に落下する。人の一生も幕府の命運も、自らの意思だけではどうにもならぬか。まさに游気障碍よのう」。
不意にそんなことを思って苦笑いが出た。
「わしの生涯も家族の運命も、時代に翻弄された。だが、精一杯生きてきた。これがわしの定めだったのなら、それを受け入れるしかあるまい」 (本書から)